入れ歯を付けたまま寝たり、生活するとどうなる?

歯の模型

入れ歯は歯を失ったときに歯並びが悪化することを防ぎます。
また、食べ物を噛みやすくするためや審美性の観点からも必要なものです。
入れ歯は金具を使用して周囲の健康な歯を利用することで固定しているので、外すことが可能です。
口腔内で食べ物を噛むために使用するので汚れが付着するので定期的な清掃が必要です。
専用の洗浄液などを使用しますが、毎日手入れをするのが面倒くさいと考えて、寝るときも装着したままにするケースがありますが、これはさまざまなリスクがあります。

入れ歯を装着したまま寝ることのリスクのひとつが衛生面に関することです。
口腔内には細菌が存在しています。
これらの細菌は殺菌作用のある唾液により取り除くことが可能ですが、就寝中は唾液の分泌が減ります。
そのため細菌が増殖しやすい環境が整います。
そこに入れ歯があると入れ歯の隙間に入り込んだ食べかすなどを細菌がエサとして食べてますます増殖するので、不衛生となります。
口腔内が不衛生であると口内炎ができやすくなることや、歯茎が炎症を起こします。
つまり、新たな口腔内のトラブルの引き金となる可能性があります。

入れ歯を装着したまま寝ることのリスクとして誤飲も挙げられます。
特に歯の一部を失ったときに使用する部分入れ歯で起こる可能性が高いです。
寝ている間に入れ歯が外れてしまい、飲み込んでしまう恐れがあります。
喉に詰まる可能性もありますし、そのまま飲み込んで、入れ歯に取り付けられている金具が内蔵を傷つけることも考えられます。
金具は金属でできているので誤飲することは大変危険なことなので、外科的な処置が必要となるケースもあります。
寝ている間に起きることなので、誤飲したことを気づかないケースもあります。
このようなことを防ぐためにも取り外すことがポイントです。

寝ている間に歯ぎしりをする人が入れ歯を装着したまま寝ると、歯ぎしりにより歯茎に負担がかかることもあります。
歯ぎしりによる力はとても強く、入れ歯に対しても強い力が加わります。
その力は歯茎にも伝わります。
そうすると歯茎が炎症を起こすことがあります。
それによりを、入れ歯自体取り付けることが困難になる可能性があります。
また、取り付けているだけでも歯茎に対しては負担がかかっていることからも、取り外して生活する時間を作ることが大事なことです。
寝るときに外すことは歯茎を休めることにも繋がり、口腔内のトラブルを減らすために有効です。