ブリッジとインプラント、どちらを選択するといい?

歯科衛生士の女性

歯を失った際の治療としてブリッジとインプラントが挙げられますが、どちらを選択するべきか迷ってしまう人も多いでしょう。
費用の点から比較した場合、より費用が高額になりやすいのはインプラントです。
この治療は保険が適用されず、外科手術を伴うため費用が高くなりやすい傾向にあります。
ブリッジは特殊な材質を使用しない場合、保険適用内で治療を受けることができますので、費用を安く抑えたい場合に適しているといえるでしょう。

費用が高額になりやすいというデメリットのあるインプラントですが、その他の面においては様々なメリットを持っています。
この治療は顎の骨に人工歯根を埋め込むため違和感が少なく、本来の歯に近い噛み心地を再現できるのが魅力です。
また差し歯とも異なり、人工歯の根元が露出することもありませんので、見た目についても本来の歯と近い仕上がりになります。

ブリッジは、歯が無い部分の両側に生えている健康な歯に被せ物をして人工歯を固定するという治療方法です。
外科手術の必要がなく費用が安いというメリットを持っていますが、被せ物をするために健康な歯を一部削る必要が出てきます。
また固定するための金属が歯にかぶさった状態となるため、歯磨きが行き届きにくくなるというデメリットもあります。
残っている健康な歯の寿命を縮めてしまう可能性があるほか、ブリッジ自体の劣化によって再治療が必要となる場合もあるでしょう。

インプラントとブリッジでは、治療期間にも大きな違いがあります。
ブリッジの治療にかかる期間は、失った歯の本数や位置などによっても異なりますが、1~2週間程度で終わるのが一般的です。
インプラント治療では事前に検査が行われるほか、治療後にもアフターケアが必要となるため、通院期間がかなり長くなります。
最短でも3ヶ月間ほど、長い場合には約半年程度の通院が必要になるでしょう。

自然な見た目を再現し、しっかりと噛むことができる状態にしたいという場合には、インプラントが最適だといえます。
治療には長い期間がかかりますが、一度手術を受ければ自然の歯と同じような仕上がりを長く維持することができるでしょう。
なるべく早く失った歯を補いたい・費用を安く抑えたいという場合には、ブリッジが適しているといえます。
インプラントとブリッジにはそれぞれ異なる特徴がありますので、メリットとデメリットを比較した上で自分にとって最適な方法を選びましょう。